IT依存消える職人?」


今年のスーパーボウルは試合の勝ち負けよりも話題になったのが、「ジャネットジャクソンの
おっぱいポロリ事件」NFLの王座決定スーパーボウルのハーフータイムショーでジャネットジャクソンが右バストを露出するというハプニングに話題騒然。演出だとか、不可抗力だとか、様々な憶測が飛び交いながらアメリカ政府までをも巻き込んだ一大事件として発展、これに輪をかけるように報道は上に下にと大騒ぎでありました。私自身一番驚いたのは、この事件の事実や深層ではなく、ジャネットジャクソンの右バスト露出した時の画像がインターネット史上最多の検索数を記録したということです。ジャネットの衣装トラブル発生から24時間以内に画像を検索したネットサーファーの総数は、アメリカの同時多発テロなどよりもズウート多かったという事実です。『なんだみんな、不愉快だ不謹慎だといいながら結局見たいんやんか』それと同時に『見たいと思うことが、自分のパソコンから好きな時間に簡単に見ることのできる時代なんだなぁ』ということを再認識してしましました。
インターネットの普及率は日本でも急速に高まっています。私自身今インターネットが使用できないということになると仕事上非常に困ります。インターネットは便利で手軽なアイテムです。机にいながら世界の情報が秒単位で入ってきます。数年前なら考えられないことですよね。顔の見えない相手からの情報がどんどん手にはいる時代今後はどんな風になるのでしょうか?顔の見えないというと『メール』はさらに深刻でです。ワケのわからんメールが携帯電話やパソコンに勝手に入ってきて迷惑しているという方も多いのですが、ラジオへのアクセスも以前はハガキやFAXといったものでしたが、最近はほぼ半数が『メール』へと変わりました。『メール』のよさはレスポンスが早いこと番組への意見や感想、リクエストがリアルタイムで入っていきます。クイズを出題すると早いリスナーの方だと約1分後にはメールを配信してくださいます。番組スタッフとしては「おおっ聞いてくれている!」というのがすぐわかりうれしいのです。が・・・気になるのはやはり顔が見えにくくなっているということです。ラジオで顔がみえないというのはおかしいかもしれませんが、ハガキやFAXでメッセージを下さる方は8割りが手書きです。特にハガキは1枚1枚本当に個性的です。例えば、必要な事柄しか全く書かない方、色鉛筆でもうそれカラフルに仕上げてくれる方、押し花や写真を切り取って貼って送ってくれる方、達筆な毛筆で下さる方。もういろいろです。ハガキ1枚ですがその人柄がなんだかわかるような気がします。不思議なもので毎回ハガキを送ってくださるリスナーの方になると今文字の多きさや文字の量、時には字の乱れ具合などでその方の状況を想像することなどもあるのです。そう一昔前はハガキを毎週おくってくださりなおかつ面白いメッセージや番組のツボにピタリはまるメッセージを書いてくれるリスナーのことを「ハガキ職人」なる呼び方をしていました。反してメールというのは無機質なもので同じような文字が並び、どんな方が出してくださっているのかがハガキなどにくらべると少しわかりにくいのです。勿論文章などからくみ取れる人柄もあるわけですしメールで頂いたメッセージがハガキやFAXよりおとるということでもありません。ただ「職人」と呼ばれる人が日本中で少なくなっている今、ラジオの世界でも同じようなことが起こっているのかとおもうとふと寂しくなるのです。

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「LAPIS〜ラピス〜」
デザイナーの松野和恵さんがご自宅に「カフェ&ブティック」をオープン。小田池の向こうに高松市が望める環境抜群の癒しスポット、内装もすべて松野さんの手作りです。店内には松野さんの作品《洋服》がズラリと並んでいます。またカフェですからおいしいコーヒーもいただけます。とても小さなカフェ&ブティックですが、充実感はいっぱいです。

<住所>香南町池内
<電話>087−879−1304
<営業>金〜月(祝日休み)10:00〜18:00