最近挨拶に付け加えてよく使われる言葉の一つが「阪神タイガース」ではないですか？
「阪神の試合はおもしろい」「阪神タイガース強いね〜」「今年は阪神優勝するかも！」と共通の話題として毎日耳にする言葉です。テレビにラジオにインターネット新聞などなどあらゆるマスコミ各所でとりあげられている旬の話題が「猛虎阪神」。
野球にうとい私でさえ今年の阪神タイガースはなんかオーラがあるぞと思ってみたり、５月３１日の阪神ＶＳ巨人戦で阪神が９回表１１点獲得なんていう野球放送を聞いていたりすると「阪神やるじゃん！」と興味深々。（余談ですが・・この日車のラジオでＲＮＣとＡＢＣのチューナーを切り替え切り替え聞いていましたが、それぞれの解説も阪神ＶＳ巨人となっていてとても面白かったです！）そんな中、最近よく報道されるのが「阪神タイガースが優勝した際の経済効果はいかに！」ということで、入場動員数や入場料、交通費に勝利の美酒などなど、直接的なものだけて約４７５億円。波及効果を入れると総額７３４億円の効果があるとか低迷する経済のカンフル剤になることで大注目です。阪神タイガースから経済学を学ぼうという公開講座もあるほど。阪神ダイガースと経済は本当にそんなに密着しているのか？
優勝するといいことがたくさんあるよーなそんな気にさえなってくるから不思議です。
それは「経済効果」という曖昧な表現がなすもの。なんとなくわかるがその本意となるとうまく説明できません。あるエコノミストの方は「経済効果だけ考えれば、阪神が優勝するよりファンの多い巨人が優勝した方がはるかに高い。そんなに騒ぐほうがおかしい」とコメント、さらに「経済効果」なるものに嫌悪感がある方は「効果」という言葉がプラスイメージを与えるだけ、単純にお金とモノが右から左に動くだけ、新規需要とは別物。
さらにさらにこんな方も「経済効果は予想される経済効果ではなく期待される経済効果であす。されにバブル時代を振り返れば、経済効果は不良債権の幼虫、期待の糸を撒き散らし繭からでた時には不良債権に変身している」（『これは上手い表現だ』ｂｙ ｋｏｍｏ）
「経済効果」という言葉を「プラス」とみるか「マイナス」とみるかひとによって様々ということになります。
曖昧な言葉というのはこの「経済効果」だけではありません。イメージや雰囲気でつかっている言葉は以外と多いもの、その言葉や意味が持つ多面性まで考えて使うことはあまりないような気がします。上から見たり下からみたり横から見たり斜め、裏とあらゆる角度から見てみると案外まちがいだけ・・なんてことになっているのですよね。
ところで、阪神タイガースファンは直球勝負！上からも下からも関係ない好きがらか応援する弱くても応援する。一緒に燃えて一緒に泣く、自分が監督や選手であるかのように話す参加型の阪神タイガースファンの皆さんには脱帽です。前の優勝から１８年たってもまだまだ前向き、そうあくまでもポジティブ。だからこそ甲子園球場にいくと阪神タイガースファンでなくても阪神タイガースファンになりたいと思うもの。経済効果や経済のしくみなんて関係ない。そんな阪神タイガースファンのみなさんが今年「優勝」なんてことになると、どんな風にはじけてくれるのか非常に楽しみです。同じ「優勝」に期待するのであれば「経済効果」ではなく「阪神タイガースファン」の皆さんの動向に期待大！

「ダイニングテーブル　ぐみ」

今日ご紹介するのはおいしいご飯のお店です。
テーブルの上で一人用の釜で炊く「かまだきこばん」はお米がたって、ふっくらおいしいご飯が食べられます。お米も古代米を使用し健康度も抜群です。
釜で炊くため時間は約２０分ほどかかりますが、湯気とお米の炊けるあまーい香りにつつまれて幸せ気分になりますよ。
おかずもいろいろ、お肉からシーフードまでいろいろ選べます。

住　　所　　綾歌郡宇多津町浜七番丁９３−２
電　　話　　０８７７−４１−９５７５
営業時間　　午前１０：３０〜２３：００
定休日　　　第１・３火曜日