「うどんは讃岐を救う・・のか!」

世は「讃岐うどん時代」うどんが大大大ブーム。東京にいる友らからもメールや電話等で一度は必ず「讃岐うどん」の話題をふってきます。美味しさもさることながら人気の秘密は安さにもあるのでしょうね。うどん屋さんによっては、100円玉1枚で1回の食事が済むなんてこの時代になんとすばらしい食材ではありませんか。私も昼食やら小腹のすいた夕方時など本当に助かっています。弘法大師様ありがとうという感じです。

さて、私自身も取材等で昨年末あたりから「うどん」の取材が多くなりました。この2月からも新番組がスタートし香川のうどん屋さんを定期的に周り生放送でお話しを伺っています。現在うどん屋さんは県下に約750件(強)あるといわれていますが、うどん屋さんも様々です。素材厳選うどんで勝負する店、だしにこだわる店、安さが売りという店、セルフで効率よくという店、トッピングやオリジナルメニューで人気を呼ぶ店、(味はともかく・・・スミマセン)讃岐うどんという雰囲気を楽しむ店。ただこのブームの中、競走も激しいようでここ数年で「年中無休」で開店されているうどん屋が増えたこと増えたとのこと。<全体の1/4が「年中無休」>また昨年、ある人気うどん屋のご主人にゴールデンウィーク前にお話しを伺ったところ「この連休は地獄がやってくるようなものです。徹夜の日々がはじまります。」と本当に辛そうにおっしゃりました。しかしながらここまでいくとご主人には気の毒なようですがブームも本物です。さらに、うどんツアーも大好評。県外からたくさん方が来られます。うどんツアーコンダクターさんもいらっしゃいまして、讃岐うどんの食べ方を伝授します。ツアーの場合3〜4件回るためうどんが食べれなくなるためダジは全部飲まないだとか(これは塩分のとりすぎになるためもあるそでその辺りの注意も促すそうです)、天婦羅やおでんはここの店で食べると決めた1件にするとか、ことこまかく説明していただけるようです。

番組にしてもそうですが広告・宣伝も「うどん」となるとウケがよく様々な経済効果を考えるともしかして「うどんは讃岐を救う・・」のかとも思ってしまいます。

ところで、愛媛、松山育ちの私にとって「うどん」のイメージといいますと「コシ」さらにのどにツルッと滑り込むあの感触がたまらない讃岐うどんではなくて、柔らかく煮込まれた「鍋焼きうどん」であります。今も健在なのですが、松山の中心街「銀天街」という商店街から少し横道に入ったところ鍋焼きうどん専門のうどん屋が2件あります。屋号は「あさひ」と「ことり」歴史も味もどちらも一歩もひかないほどの老舗のうどん屋です。といってもメニューはどちらの店も一つだけ。うどん1玉にかまぼこ2〜3切れ、ねぎがパラパラと添えられダシは甘口という鍋焼きうどんだけ。店に入り席に座ると注文なしにアルミの鍋にはいったシンプルな鍋焼きうどんが運ばれてきます。私はこの「鍋焼きうどん」は子供の頃からの大好物で、よく食べにいっておりました。人によって「あさひ」派と「ことり」派に分かれます。どちらも味的にはそうかわりはないのですが・・ちなみに私は「ことり」派です。讃岐の知人と一緒に食べにいったところ彼女は「とうどんが柔らかすぎて、どうもたよりない」と言っておりました。

が・・・好きなものはしょうがない。ホントのところ讃岐うどんよりも私は「まっちゃまの鍋焼きうどん」がおいしいと思います。機会があればどうぞ食べてみてください!


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うどんではなくお蕎麦の話題です!

琴平町の「阿波福」さんうどんももちろんありますが「おそば」が美味しい!

徳島出身のご主人が阿波の蕎麦粉を使い丹精こめて作られています

しっぽくそばもいけますがざるそばはこれまた絶品!

うどんもいいけどお蕎麦もね!って感じです。

<住所>琴平町五條489−2

琴平の「阿波福」の蕎麦