2003年の流行語が発表され紅白の出場する歌手の方々も決定しました。そう年の瀬です。「♪もういーくつねると・・・」という頃です。こうなるとこの1年を振り返るなんていう番組や記事も多くなるわけです。そんな中、コンビニエンスストアで今年ヒットしたものという項目の中に花王のお茶「ヘルシア緑茶」とい飲料水があげられていました。ダイエット飲料ではないのですが、高濃度の茶カテキンを含んでいるため体脂肪が気になる人に適している特定保険要食品だそうです。5月に先行発売した関東・甲信越エリアでは4ケ月間で60億円を超える売上、税抜き180円と他のお茶よりも値段が高いにもかかわらず売れているとか、2004年1月29日からは全国発売が開始予定ということです。またビール市場でのヒット商品はサッポロビールの「エビス黒」当初の見込みの倍以上となる150万ケースの出荷。安い発泡酒より高いビールに軍配がということです。またアイスクリームでみてみるとハーゲンダッツの「カスタードプティング」が大ヒット9月の発売時は瞬く間に売れてしまい9月下旬で販売休止、12月に再開されました。濃厚なカスタードアイスクリームにカラメルソースを混ぜこんだぜいたくな商品でハーゲンダッツ社が4年にも及ぶ研修の結果誕生した味だそうです。不況といわれる中で高級志向は速度を増すばかり・・・多少値が貼っても価値に見合った金額を出すという傾向があるのでしょうか?そういえば、日本中に建設されたブランド直営ショップ、『どごか不景気じゃー』という勢いで各地に直営店が立ち並びました。秋に六本木ヒルズに行ったときも、某LVの店には長蛇の列で店に入るだけでもかなりまたないといけない状況でした。まあ、ブランドに関しては賛否両論あるかと思いますが、買いあさるのではく大事に使うためにいい物を選ぶとうのは頷けます。それに物にたいする愛着も値打ちも人それぞれですよね。以前の職場の上司で、自分の持ち物にはポリシーをもって購入するという人がいました。彼は曰く「買い物は最低、30年間は使えるものを・・」というのが信念で家具は勿論、キーホルダーにいたるまで、吟味し購入先との交渉しひとつひとつのものを買っていました。「何もそこまで・・・」とおもうこともありましたが、今考えると彼のライフスタイルはあながち間違いではないようなきがします、消費大国ニッポン、安いものをどんどん買ってはすぐ捨てその結果、ゴミの島なる土地すらあるわけです。値段が少々高い物というのはやはり買う時に迷いますし本当に今自分に必要かを考えるようになります。
「高い物を買う」=「贅沢」とはいいきれません。食品だってそうです。海外の輸入された安い食材をたくさん買う、買いすぎて余らしてくさらしてしまう。あるいは食べすぎということもあるでしょう。国内産のものは高いから消費者も手を出しにくい、産地は衰退する。だから海外の輸入がふえる。近年「地産地消」という言葉をよく聞くようになりました。少し高いかもしれないけど国産の食材を買ってたべましょう。そのかわり、量は控えめに、そうするとダイエットにもなる。
高級志向になるということは、自分の生活をみつめなおすいい機会かもしれません。まだまだ100円ショップでワクワクしている私でありますが、2004年の目標のひとつに「高級志向になってみよう」という項目もひとつ入れてみようと思います。
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